2012年3月23日金曜日

犬にミネラル。

犬にミネラル。

犬がミネラル不足に陥ると、

食糞などにはしってしまうようですが



犬のミネラルの摂り方って

どんなものがありますか?



ミネラルウォーターは、

尿結石になってしまうと聞きました。



ミネラル豊富なフードなどが

あるのでしょうか??







私の中でミネラル不足、に代表されるのは

どっちかというと食糞より土を食べる事、ですね(TT)



さてさて、うちではカリカリ+トッピングが通常の食事で

後は生野菜ちょこっと。季節の果物ちょこっと。

お魚や、時には生肉・レバ刺しなども与えます。

これで結構摂取出来てるかな~?ぐらいのイージーさで。



ドライフード単体で言うなら…

本来、ビタミンA・D・E・C・葉酸・ナイアシンなどの

ビタミン・ミネラル類が添加されている事が望ましい、と

されていますし、そのようなフードも幾つか有ります。

原材料の欄をご覧になれば、この全てではなくとも

いくつかは表記されているのではないでしょうか。



中には、サプリで補っている飼い主さんも多く居ます。

私は、「添加されてたってどんぐらい吸収してんのかしら?」

と疑問に思っちゃってたりもするので、様子を見て

犬がざっくざっく穴を掘って土をバクバク食い始めたら(TT)

特に意識してあげる(多過ぎないよう)かなって感じですね。



ミネラルに関しては「摂れば摂るほど良い」とも言えず、

他の要素との兼ね合いもあって、そう単純ではないようです。

その全てを理解出来る自信も無い為このように丼勘定な

感じになってしまっているわけですが、特にミネラル不足による

困った症状が無ければ、神経質にならなくとも良いかと思います。



後は…飲み水全てをミネラルウォーターにしちゃうと、

確かに結石が心配ですので良くないと思うんですが、

うちでは暑い季節の外での飲み水のみ、麦茶あげたりします。

人の場合でも体を冷やしてくれる効果が有ると言いますし

それで不調になった事も有りません。^^








ミネラル不足で食糞するかもしれないというのは、栄養不足、つまり偏った食生活というようなことを指していると思われますので、ミネラルの摂り方というよりもバランスの取れた食事を考えるということになるでしょう。



ただ、これだけが原因とは限らないこともありますし、食生活の改善を見直しても、口に出来ないような環境セッティングを考えるようにしていくことも必要でしょう。





ミネラルの語源は「鉱山」。

鉱山からとれた鉱物は、地殻、隕石などの天然の無機物で金属元素の塊のこと。



でも、普段私たちが「ミネラル」と呼んでいるものは、自分たちの身体を構成している金属元素群、つまり必須金属元素をいいます。

栄養素として、生理作用に必要な無機物のことを言い、基本的に体内で合成することはできません。



たとえば、人間の体を元素にバラバラ分解すると、主要元素の水素が60%を占め、酸素26%、炭素11%、窒素2%で合計99%が四大元素で占められ、残りわずか1%の中に極微量元素を含む、金属元素があります。

カルシウム、亜鉛、イオウ、リン、マンガン、マグネシウム、クロム、などです。





タンパク質、炭水化物、脂肪、で3大栄養素。

そしてビタミン、ミネラルを足して、5大栄養素になります。

さらに食物繊維と乳酸菌、それに水。

これらをピラミッド型に合体させた栄養比率が理想です。



食事の土台を支えるのが3大栄養素です。

ビタミン、ミネラルを体内で有効活用するには、タンパク質、脂肪、炭水化物が理想的な比率におさまった食事をするのが 大前提です。

この3つのバランスが崩れていると、いくらビタミン、ミネラルをきちんと摂っても効果は半減です。





ミネラルはエネルギー源にはなりませんが、体を作る栄養素であり、体の調子を整える栄養素でもあります。

必要量は微量だけれど、重要な栄養素です。

犬に必要なミネラルは、AAFCOでは12種類、NRCでは11種類をあげています。

(人の場合では、さらにクロムとモリブデンというミネラルが必要)



カルシウム*、リン*、カリウム、ナトリウム、塩素 (NRCではナトリウムと塩素を塩化ナトリウムとまとめて表示)、マグネシウム*、鉄*、銅*、マンガン、亜鉛*、ヨウ素*、セレン*

(*がついたものは過剰摂取すると害があるので、AAFCOでは上限を設けています)





犬でも人でも、ミネラルは過剰に摂取すると害があるものが多いです。

ミネラルは他のミネラルと助け合って働くので、ここでもバランスが大切だと言えます。



食事が自然食材で作られていて、ビタミンやミネラルの要求量が満たされてない場合、ビタミン、ミネラルを別に摂取する必要があるかと思いますが、質のいいペットフードであれば特に他のものを加える必要もないでしょう。

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